少人数でゴルフ場管理をしてきた長崎国際ゴルフ倶楽部。
人手の足りない中で名門としての管理を続けてきたグリーンキーパーの中村 志郎氏に、コース管理側から見るプレイについて聞いてみました。
長崎国際ゴルフ倶楽部
コース管理事務所所長 兼 グリーンキーパー
中村 志郎 氏
1982年長崎国際ゴルフクラブ管理棟に勤務開始。2009年からグリーンキーパーに昇任。
コース管理に携わった方から見て、どこを楽しんでプレイをしてほしいですか?
今は選択制のティーグラウンドになったのでどこでも選べるようになりました。
さくらティー、昔でいうレディースティーなのですが、それを作ったのでぜひ試してみて欲しいです。ミドルだとワンオン、ロングだとツーオンします。
それからフルバックや青ティーも試して欲しいです。青ティーは元々メンバー用で、白ティーがビジター用でした。ですが、今では普通のお客様でも打てるようになっているので、是非試していただきたいです。
長崎国際ゴルフ倶楽部はコースがフラットでグリーンもアンジュレーションがあまりありません。パープレイやアンダーなどでも回ってみて欲しいですね。
海や山などホールによって景色が変わる
管理者から見たコース戦略はありますか?
普通のコースではグリーンが溢れるようなお椀型になっていますが、長崎国際ゴルフ倶楽部は真ん中に寄るようなすり鉢型にへこんでいます。上田治先生の設計ではここだけだと思います。
キャディには、芝目をあまり読みすぎずまっすぐ打つようにお客様にアドバイスするように頼んでいます。こう行くだろうって読むと入らなかったりします。あと1mほどの距離であるなら、あまり読もうとせずにまっすぐ打って欲しいです。
プレイヤーに対して一言
うちの高麗芝は9~10月ならベント芝と転びの差がなくスムーズです。試さずに「なんだ高麗か」と思われるのが一番辛いですね。9~10フィート以上はスピードが出るのでぜひ挑戦に来てください。
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